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腫瘍が大きくなった3   

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P病院に着き、はじめに女先生に腫瘍の大きさを測ってもらった。
肩の腫瘍、3センチ×3センチ×深さ2センチ。
そんなに大きくなってしまったんだ。
たった1日でぐんぐん成長する腫瘍。

腫瘍の箇所の毛をバリカンで切る。
今まで毛で覆われていて良くわからなかったが、こんもり盛り上がっていて中心部分から赤くはれている。
大きい。今まで毛を掻き分けてみていたのとは別のもののようだ。

院長先生にすぐに手術をするように言われた。
1週間もすれば、手術できなくなるほど大きくなる。
その場で血液検査を済ませ、次の日の朝手術するようになった。


手術が決まってもまだなお旅行に行くつもりの夫。
術後5日しか経っていないのに、2泊の旅行に連れて行こうとする神経を疑う。
年に1度の夏休み旅行(休みはなかなか取れない)を楽しみにする気持ちはわかる。
だけど、そんなことよりもじゃじゃの方がずっと大切。
こういうとき、同じ方向を向いていないことがすごくストレスになる。

私が説得しても無駄。
夫がいない間に女先生に訳を説明して、夫を説得するようにお願いしておいた。

女先生は「このあいだ肥満細胞腫という怖い病気だとわかったゴールデンがいた。1日も早もく手術したほうがいい。術後も10日は安静に。旅行は諦めた方がいい。」
とはっきりと夫に言ってくれた。

これでようやく夫は諦め、ホテルをキャンセルした。

旅行を諦めた夫は、じゃじゃの体を触りまくり、他に腫瘍がないか探す。
心配なことは心配なんだろう。

どうせする手術、どこまで取れるかは院長先生の判断にお任せするが、もしもまだ見つけていない腫瘍があるならば、早くみつけて一気に全部とってもらったほうがいい。

今までみつけた歯茎1箇所、カラダ5箇所の他は見つからなかった。

手術の前日午後10時以降の飲食はダメ。
手術当日も飲食はダメ。

夜9時ころ、ご近所のお友達からケーキをもらった。
ケーキを食べる私達をうらめしそうにじゃじゃは見ていた。

じゃじゃ君、我慢してね。

by jajamaru-mama | 2006-09-19 10:48 | 2006年病院

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