人気ブログランキング | 話題のタグを見る

これまでのこと3   

昨年の10月。
顔の腫れ、嘔吐とゲリの後にやってきたのは
肩のリンパの腫れ。

夫がじゃじゃのカラダを触っていて気がついた。
確かにしこりのようなものがある。
でも、今までの1ヶ月で注射を何本もしていたので、きっとそのためだろうと私は軽く考えていた。
念のためP病院へ連れて行った。

院長先生に診察していただく。
院長先生の表情からして、あまりいい様子ではないかも。

そんな不安は的中。
「リンパ腫かもしれない。歳をとったゴールデンには多い。でも若い子はめずらしい。念のため5日間薬を出すので、それを飲みきったらもう一度見せてください。」
と言われた。

薬と一緒にFNS検査とリンパ腫、腫瘍の資料をいただいた。

じゃじゃの彼女が8ヶ月前にリンパ腫で亡くなった。
まだ4歳半だった。
彼女がリンパ腫になったとき、首のしたにプチトマト大のしこりがあった。
その時にリンパ腫についてはネットでかなり調べていた。
リンパ腫=首のリンパにできるしこりだと思っていたが
肩のリンパにできる子もいるらしい。

調べると調べただけ心配になってくる。

薬を飲みきってもしこりは小さくならないので、FNA検査をした。
しこりに針を刺し細胞を摂取し、病理検査に出す。
結果が出るのは10日から2週間後。

この結果が出るまで、1日、1日がとても長く感じた。

検査の結果は「血管周皮腫・外膜細胞腫」
リンパ腫ではなかった。
でも、このまま成長していくようならば切除した方がいいとのこと。
だったらとっとと取って下さいとお願いしたが
とりあえず様子をみましょう。
もしこのしこりがこのまま大きくなるようならば、
以前から見つけて大きくならないかチェックしてたしこり、肩、左肩甲骨付近、歯茎の3箇所も一緒にとりましょうということになった。

取って下さいといったものの、全身麻酔をさせるのはちょっと怖かったし、
じゃじゃに負担をかけたくない。できることならば手術はしない方がいい。

結果が出るまでは毎日少しずつ成長していたしこりも、結果がでてからはだんだんと小さくなり、いつの間にか消えていた。

今から考えれば、このときにしこりが消えず、いっきに全部手術して摘出していればよかった。
そうしたら今こんなに心配しする必要がなかったのに。

by jajamaru-mama | 2006-09-18 17:36 | 2006年

<< これまでのこと4 これまでのこと2 >>